今日の聖人(1月21日)
聖アグネスおとめ殉教者
3-4世紀初頭
アグネスは、ローマの名門の家に生まれた。当時は、キリスト教迫害時代であったため、多くの信徒たちが信仰を守り殉教してゆく姿を見て、彼女も富や名声よりも神に身をささげたいと願うようになった。
美しいアグネスには多くの縁談があったが、すべて断った。そのため、彼女がキリスト信者であることが分かると、すぐに訴えられた。そしてどんな拷問にあっても、決して信仰を捨てない彼女は、ついに死刑を言い渡された。彼女は「キリストはわたしの花婿です。最初に選んでくださったのはキリストですから、わたしはその方に従います」と言って亡くなった。
後に彼女は有名になり、キリスト教を国教としたローマ皇帝コンスタンティヌスは、自分の娘に彼女の墓の前で洗礼を受けさせたといわれる。その後、墓の上には聖アグネス聖堂が建てられた。
アグネスは、羊を抱いて描かれているが、ラテン語で「子羊」を意味する「アグヌス」と似ているためだといわれている。
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